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ナガ族。超レアなヘッド付ベルト 0104-LG88
¥200,000
ネックレスとベルトが一体になった珍しい伝来の装飾品です。かつてはもっと大掛かりな飾り物をつけていたようですが、今では見かけることはありません。祭りではナガのアンガミ族の人たちが伝統的な大掛かりな衣装で現れますが、カラフルで化学染料の発色が強くて残念です。 インパクトのある顔をしたトップを首に掛け、ベルトを巻いて装着するものです。首飾りの長さに比べてベルトが短いようです。最初は女性用?と思いましたが、女性が頭のトップを飾ることは考えられないので細身の男性なのでしょう。ナガ族はどちらかと言えば小柄な体格の人が多い印象です。ベルトのパーツが無くなっているかもしれません。 骨を削ったパーツと真鍮で作られていて、パーツを繋ぐ紐は本来は蔓だったのでしょうがビニールなどの紐に付け替えられています。 ネックレスの部分に、黒に白いドットのベネチアビーズのようなガラスビーズが青色ビーズに挟まってアクセントで使われ、おしゃれです。 シンプルな印象ですが、使い込んだ風合いがユニークな顔と相まって存在感ある装飾品になっています。 ベルトの骨のパーツが補修してあります。 ネックレスの長さは約600mm。ベルトの長さは約700mm。 顔のトップの高さは約70mm。幅は約63mm。 重さは158g
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数珠玉を使ったナガ族の人面トップのネックレス 0105-KA108
¥60,000
人の頭を表したトップのネックレスは、ナガ族の首飾りの基本形のひとつです。かつては、首狩りをした証であるこのようなネックレスを付けられない男は、村では肩身が狭かったようです。 そんな云われの人面トップのネックレスですが、この作品は、昔はそんな時代もありました、という世代のナガ族によるものだろう、と推察します。昔の木の人面トップは、作りが武骨というか、大雑把で大胆なような気がします。他の木彫りの作品も似たような印象です。 とは言え、このネックレスの完成度の高さは、熟練された技を感じます。トップの人面の仕上がりも見事だし、数珠玉の三連に骨を削った牙と菩提樹を交互にアクセントに入れ、おしゃれなナガ族のネックレスに仕上げています。 一ヶ所、数珠玉の三連の一本が切れて、二本になっているところがあります。 トップの縦の長さは約150mm。幅が約90mm。厚みが約55mm。 ビーズの長さは約60cm 重さは280g
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ナガ族。ビーズつき「フィッシュテール」 0104-MG114
¥45,000
ナガ族の真鍮製のペンダントで人の顔と並んで、代表的なデザインの「フィッシュテール」と呼ばれているネックレスです。本来は首狩りをした者のみが許される勇者の証です。 想像ですが、最初の頃には「尾ひれ」は無かったのでは?と思います。ナガ族の市場でも魚を見かけましたが、首狩りをした者の名誉を称えるシンボルになるほどの意味が見つかりません。上のポッテリ感と尾ひれが無い形を想像すると、これは「ホラ貝」だったように思います。「 V 」と「 Y 」形のデザインはナガ族の間では好まれる図形だし、尾ひれが付いた方がバランス的にも落ち着くので、こんな形になったのでは… 普通「フィッシュテール」には人の顔は付いていませんが、これは珍しく人の顔が付けられ、二重線の眼に三角形の鼻という顔のペンダントの特徴を用いてバランスよく作られています。 紐は作り直されていますが、古いオレンジ色のビーズが使われています。 高さは約160mm。幅は約60mm。 紐の長さは約600mm 重さは198g
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ナガ族。木のマスクヘッド 0105-VG27
¥35,000
木のマスクは、首狩りに出掛ける時のカゴに飾られていたり、首狩りをした者が許される勇者の証のペンダントヘッドで使われていました。 一般的な人の顔ではなく狩った相手の顔を表現しているようで、特徴を捉えて作っているように思えます。「首狩り」に対する彼らの思いが垣間見えるような気がします。 最近作られた木のマスクは、木の材質が異なるように思います。それでもナガ族らしい雰囲気を持っている作品もありワクワクさせてくれるアイテムです。 眼には貝が埋め込まれています。頭の後ろにひび割れがあります。 インド側のナガ族です。 高さは約130mm。幅が約113mm。 重さは278g