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ナガ族 まだあった!首狩り用バスケット 0110-AG136
¥180,000
ナガ族の資料ではバイブル的な本「The Nagas」に紹介されてる首狩り用バスケットに比べると房が無い分少し見劣りするかもしれませんが、煤けたげっ歯類のスカルが10ケ、猪の牙が6ケとナガ色満載です。 底の部分と胴の部分とは編み方を変えていて、裏側はさらに異なる編み方をした覆いで補強してあります。竹細工の得意なナガ族ならではの、さりげない一工夫がみられます。 高さは270mm、幅が300mm、奧行は160mm。紐の長さは800mm程です。重さは636g。 コニャック・ナガの超レアな逸品です。
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ナガ族 2色の山羊の毛がいかにもナガらしい小型の籠 0113-HG71-1
¥80,000
■ ナガ族 2色の山羊の毛がいかにもナガらしい小型の籠 0113-HG71-1 ナガ族の独特な魅力を凝縮した、かわいらしい小型の籠です! 竹ひごと籐で丁寧に編まれたこの籠は、ナガ族の伝統的な手工芸が感じられます。底部と胴部分で異なる編み方が施されており、デザインに奥行きを与えています。さらに、山羊の毛を染めた房飾りが怪しげな雰囲気を醸し出し、上部の淵には異なる植物の茎がさり気なく織り込まれてにくいです。細部にまでこだわりが光る一品です。 籠の高さは150mm、取っ手を含めると310mm。腰に鉈(ダオ)をさすベルトの辺りに取り付けていました。 ナガ族の伝統と文化を感じることができる、特別なアイテムです!
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ナガ族。角のオブジェ 0106-PG15
¥23,000
山羊の角から顔が覗いている不思議なオブジェ。 ペンダントヘッドかカゴの飾りなのか分かりませんが、発想が楽しいです。アニミズム(精霊信仰)が意識の底流にあるためか、などと考えてしまいます。 粘土のようなもので角を塞いで顔を作っているのですが、不機嫌そうに目尻を上げている表情がいいです。頭からはナガ族ならではの山羊の毛がたなびいていて決まっています。 毛を除いた長さは約135mm。幅は約60mm。 重さは84g。
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ナガ族。トロトロの猿のスカル 0101-LG37
¥70,000
籐で編まれたショルダーバッグの飾りで付けられていたと思います。 トロトロ状態で、ここまでになるにはどれ程の時を要したのでしょうか? 村ではどの家にも囲炉裏があります。家具類は殆どなく、カゴやネックレスなどはそのまま壁に掛かっていて、毎日燻されている状態です。囲炉裏の上には干物を作ることもできる棚があり、やはり何の動物なのか分からない骸骨が幾つも飾って?ありました。 ご神体であった日本おおかみのスカルを見たことがありますが、こんな感じの風合いでした。 高さは約135mm。幅は約80mm。厚みは65mm。 重さは94g
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ナガ族。ホラ貝 0112-RG26
¥60,000
ナガ族の装飾品にハマると欲しくなるのが、このようなホラ貝を使ったアクセサリーです。 インドでは「シャンカ」と呼ばれて最高神のヴィシュヌの持ち物とされ、チベットでは大いなる力を呼び寄せる楽器「トゥンカル」としてやはり重要な仏具として伝わっていたそうです。 ナガ族では楽器としてのホラ貝も使ったでしょうが、それよりも装飾品の材料として好まれていたようです。削って耳飾りにしたり、くり抜いて腕飾り、そしてナガ族独特のシェルビーズなど。移動手段の乏しかったヒマラヤ周辺の山地民にとっては、白い大きなホラ貝は強烈な存在だったろうと思います。 ネックレスの飾りかカゴの装飾かは分かりませんが、二重丸模様の中で人が万歳しています。彼の部族万歳!ナガ族謳歌!でしょうか? 高さは約142mm。幅は約95mm。 重さは374g。
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ナガ族。伝来のバックル 0113-XG141
¥35,000
恐らく腰飾りのバックルみたいな物だと思います。裏側の両端に引っ掛ける金具が付いていて、上部に紐を通せるパーツもあります。 西部美術館が発行した「ナガの民族芸術」では、鍛冶の技術は18世紀後半より以前にはなかったと思われる、とあります。また森田勇造さんの「『倭人』の源流を求めて」では少数民族エリアの雲南地方では道路が建設された1954年以前では、針一本が鶏一羽と交換されていたそうです。ナガ族がいた地域も似たような状況だったと思います。 唐草模様をメインにトライバル風に彫ってあります。斜線模様の間隔も不揃いで、帯も歪んでいたり、とおおらかです。ヘタウマの味わいでしょうか。 長さは約220mm。幅が約40mm。 重さは86g
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ナガ族。カゴ飾り 0113-PG129
¥15,000
段々簡略化されつつあるナガ族の衣装ですが、特別な日で成人男性が正装した場合これだけは外せないアイテムが幾つかあるようです。 カブトのような帽子、首飾り、肩掛け、カゴというかショルダーバッグ。 部族によって多少異なるでしょうが、カゴはナガ族にとっては必須のアイテムになっているようです。毎日使うカゴは実用本位でシンプルですが、首狩りに携行するカゴは彼らの美意識の結晶のような作りになっています。これはそのカゴの飾りの一部だと思います。 牛の角に赤と黒に染めた山羊の毛が渋く決まっています。角の切り口を竹で編んで縁取りしている辺りにも、作り手の心配りと品を感じます。 これがカゴ飾りの一部なら、完品の状態のカゴはどんなに素晴らしかったか、と思いを馳せてしまいます。 長さは約215mm。幅は約85mm。 重さは106g。
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ナガ族。顔つきのカゴ 0110-OG229
¥35,000
首狩り用のカゴにしてはサイズが小さく飾りも控えめで、何より派手好きなナガ族にしては色彩に乏しい色使いから特別な用途のカゴのように思われます。例えば呪術師のカゴとか。 ナガ族なら人間の頭を模して飾るところですが、3個とも人と言うより猿に見える顔立ちです。木を削って眼は羽根つきの玉「ムクロジ」の種を使っています。両脇の角のような飾りも木を削って作っています。普通なら牛なり山羊の角を使っていそうですが、この点もひっかかるところです。 「シュロ」のような植物繊維を飾りに使っていますが、これも定番の山羊の毛から外れています。まるでこのカゴだけ「動物博愛主義者」の手による作品みたいに特異です。 カゴの底に補修した跡もあり大事に使われていたようです。 紐が切れていたので同系色の糸で補修してあります。 インドのコニャック族 高さは約210mm。幅は約280mm。厚みは約160mm。 重さは394g。
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ナガ族。木の実の珍しいバッグ 0110-VG106
¥35,000
椰子の木の実のようなものを半分にカットして中をくり抜き、小物入れのバッグのようにしてあります。正装した時の腰飾りのようにして使っていたのかもしれません。 骨盤辺りの骨の飾りが眼を持った顔のようです。頭に赤と黒に染めた山羊の毛も埋め込まれナガ族らしい仕上げになっています。 やはりこれもJulian Jacobsの「The Nagas」には載っていない初めて見る種類のバッグでした。インド側のコニャック族の村にあったものです。確固たる独特の美意識が感じられ、彼らの作り出す作品の幅広さに驚きます。 骨盤飾りの下になって見えにくいですが、木の実の表皮に下絵なのか線引きで顔らしき絵が描かれています。やはり描かれるのは人の顔、頭です。首狩りした頭でなければならない。 高さは約210mm。幅は150mm。厚さは約90mm。 重さは394g。
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ナガ族。角の容器 0115-OG170
¥10,000
「あばたもえくぼ」のような状態だったので、出会ったナガの作品なら何でも的に買った「お神酒」を飲むときの容器です。 ナガ族では米を発酵させたライスビールや穀物を元にした酒が自家醸造されているそうです。 私はアルコールが苦手なので、その手のものには全く関心がないのですが、確かナガランドでも表向きにはアルコール類は売ってなかったように思います。インドには禁酒法がある。でも「ホーンビルフェスティバル」ではお店のメニューにはライスビールがあったように思います。 キリスト教の影響とインドの禁酒法のせいで、飲酒はあまり好ましくない雰囲気になっているようでした。 奥の村に行くと男たちが囲炉裏を囲んでアヘンの吸引でした。 牛の角に籐で飾りと取っ手が付けられています。 口の径が約95mm。長さが約190mm。 重さは224g。
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ナガ族。木の貴重品箱 0115-QG23
¥38,000
初めて見た時は、ナガにもこのような木箱があったのだと感心したものです。Julian Jacobsの「The Nags」にもこのような木の容器は載っていないし(木彫りの像や食器なども彫っているからあって当たり前ですが) とても凝った作りをしているし、当時の生活事情を推察するに単なる小物入れではないようです。写真では分かりにくいですが、横からみると変形の五角形になっていて上の三角形が蓋で開く形状です。 普段は装飾を施した蓋は閉じられ、いかにも特別なモノが収まっているように見せていて、必要な時がくると蓋を開けた状態でそのモノが拝める、という仕様だと思います。開いていても特別感がでるように、そして中のモノを少しでも痛めないように箱の内側にやしの木のような柔らかい樹皮で内張してあります。 模様が打ち込まれた真鍮版が縁取りで使われていますがが、その使い方が慎ましく(貴重品だったろうな)できる限りの凝った装飾で飾ってあげようという気持ちが伝わってきます。 高さは約110mm。幅は約260mm。奥行きは約90mm。 重さは752g。
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ナガ族 渋い矢筒 0116-NG170
¥45,000
竹製のボウガンの矢筒です。ナガ族の弓矢は今のところ見たことがありません。 ナガ族に親近感を覚える理由のひとつに、子供のころ泊りに行っていた田舎の親戚のような懐かしさがあります。顔たちは殆ど親戚のおじさん、おばさんという感じです。 そして身近な道具は馴染み深い「竹」で作られたものが多いです。「竹の文化」とも呼べる美意識があるように思います。囲炉裏のある生活なので、そこで燻されて出来た色合いは日本の古民具のように見えます。 ナガの美意識ではやはり毛皮を使いたかったようで、筒の底あたりに猿と思われる毛皮が飾りに巻き付けてあります。少し抜けてしまっているのが残念。蓋は稲わらで編んで外側は革で覆ってあります。 肩に掛けるための紐を取り付ける編み込みや筒に巻いた細工もとても美しいです。 高さは約570mm。幅は約95mm。竹の外径は約45mm。 重さは約432g
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これぞナガ!ボーンバッグ 0110-SG121
¥85,000
売ってくれたナガのおばちゃんによるとミタン牛の骨だそうです。骨盤あたりでしょうか? 上部のサイドに真鍮板が埋め込まれて渋いアクセントになって「睨み」に凄みを加えています。 底と背面は丈夫な樹皮を竹ひごで骨に縫い付けてあります。側面の逆さの角(耳飾りかも、ナガのコニャック族はこのようなピアスをやっています)は、木を削って作られ同様に固定されていますが、緩みが出ていて両側とも多少ガタつきがあります。 革の取手も付けられ実用的な工夫も施されていますが、肩にかける編み紐の部分は切れて短くなっているようです。おばちゃんは紐を額で支えて、頭の後ろにバッグがくるように提げて見せてくれました。カゴならともかくこのバッグはそうではないだろうな、と思います。 首狩り用では小さ過ぎるし・・ 囲炉裏で燻され、色ツヤ抜群のナガ族ならではの珍しい一品です。 高さは約320mm。幅は約270mm。奥行きは約130mm。 重さは1080g
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ナガ族 特大牙のペンダント 0103-RG18
¥12,000
■ ナガ族 特大牙のペンダント 0103-RG18 力強い存在感を放つ特大の猪牙ペンダントです! 竹ひごで巧みに編まれたヘッドキャップが特徴で、ナガ族の得意とする竹細工の技術が詰まっています。ずっしりとした重厚感があり、長さ140mm、幅22mmで重さは38g。身につけることで、独自のスタイルを引き立ててくれるアイテムとなっています。 また、猪の牙は古くから富の象徴として珍重され、そのギャラリーはアジア各地に広がっています。このペンダントは、ナガ族の文化を感じさせるアイテムでありながら、シンプルで洗練されたデザインが魅力です。 バッグや帽子の飾りとしても重宝すること間違いなし!味わい深い竹の編み目がその個性をさらに引き立てます。装飾品だけでなく、ナガ族の伝統と文化を身近に感じることができる特別な一品です。如何でしょうか?お洒落のアクセントとしてぜひご検討ください!
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ナガ族 アニミズム漂う木彫りのイス 0115-BG164
¥45,000
多くのナガ族の村は、標高1000から2000mくらいの山の尾根に竹で編んだ壁の家で暮らしています。冬にしか行ったことがありませんが、朝晩は結構寒いです。家に入った土間の中心に囲炉裏がすえてあり、そこで暖をとりながらお湯を沸かしてお茶を飲み、燃えさしの枝で煙草に火をつけて一服って感じになります。 当然囲炉裏の前で過ごす時間が長いわけで、そこでこのような脚の短いがイスが使われていたと思います。ナガ族にとっては特別な鳥である「サイチョウ」と反対側は猿のように見えますが、やはり畏敬な存在の「タイガー」かなと推察するのですが… ナガ族の作る木彫りの作品は、大体ザクッと野性味あふれる仕上がりという印象です。道具は鉈(ダオ。ナガ族の男にとっては必須のアイテム)とせいぜいナイフかな。 イスの高さは85mm、長さは480mm、巾205mm。。重さは988gです。