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ナガ族。モダンなデザインのシェルつき六連ネックレス 0107-SG115
¥180,000
シャンク貝(厳密にはホラ貝とはちょっと違うようです)を大胆に用いた水色ビーズの六連の大振りなネックレスです。 世界中の物が溢れる今の社会から見ると、たかが「貝」となってしまいますが、移動が困難だったころの内陸の山地民にとっては強烈な印象を与えたことはことだろう、と思います。 シャンク貝はインドではビシュヌ神の持ち物として聖具として扱われ、チベットではホラ貝も重要な仏具になっているようですが、ナガの人たちにはそのような宗教的な関連はないように思われます。祭りでホラ貝を吹いているのを見ましたが、祭りの開始を告げるのは角笛でした。 物々交換で訪れた行商人などから伝え聞く、青々とした水が茫洋と広がる海(もちろん見たことない)とそこから獲れる純白な貝をモチーフにしたのでしょうか? 紐が切れて補修したところが数か所あります。留め具は骨を削ってボタン状にしたものです。 長さは約800mm。大きな貝の径は約77mm。 重さは816g
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ナガ族。伝来オリジナル紺ビーズ六連ネックレス 0107-UG44
¥150,000
ナガ族の伝統的な正装用ネックレスはこのような多連ネックレスが一般的です。(勿論で部族によって色々のようですが) 六連などは少ない方でシードビーズ(種のように小さいビーズ)を幾重にも束ねた多連ネックレスはビーズネックレスの基本形で美しいです。 私も七連までは作ったことがありますが、最後の紐の処理でてこずりました。結局シルバーのエンドキャップにして、これはこれで納まりがついたのですが、 オリジナルに見られる編み込んだ紐のエンドの処理には唸ってしまいます。 編み物をやっている人だと、その辺りの始末の仕方は初歩的なことかも知れませんが、編み物とかに縁のなかった私から見ると感嘆して溜息が出るばかりです。 ナガ族では珍しい紺色ビーズに、彼らならではのベルが縁取りされています。スペーサーは骨です。アクセントのビーズの配色も独特です。 全長約700mm 重さは290g
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ナガ族。超レアなヘッド付ベルト 0104-LG88
¥200,000
ネックレスとベルトが一体になった珍しい伝来の装飾品です。かつてはもっと大掛かりな飾り物をつけていたようですが、今では見かけることはありません。祭りではナガのアンガミ族の人たちが伝統的な大掛かりな衣装で現れますが、カラフルで化学染料の発色が強くて残念です。 インパクトのある顔をしたトップを首に掛け、ベルトを巻いて装着するものです。首飾りの長さに比べてベルトが短いようです。最初は女性用?と思いましたが、女性が頭のトップを飾ることは考えられないので細身の男性なのでしょう。ナガ族はどちらかと言えば小柄な体格の人が多い印象です。ベルトのパーツが無くなっているかもしれません。 骨を削ったパーツと真鍮で作られていて、パーツを繋ぐ紐は本来は蔓だったのでしょうがビニールなどの紐に付け替えられています。 ネックレスの部分に、黒に白いドットのベネチアビーズのようなガラスビーズが青色ビーズに挟まってアクセントで使われ、おしゃれです。 シンプルな印象ですが、使い込んだ風合いがユニークな顔と相まって存在感ある装飾品になっています。 ベルトの骨のパーツが補修してあります。 ネックレスの長さは約600mm。ベルトの長さは約700mm。 顔のトップの高さは約70mm。幅は約63mm。 重さは158g
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ナガ族。黒光りするイノシシのスカルネックレス 0101-QG26
¥130,000
スカルネックレスは大体猿の頭蓋骨が多いのですが、これは黒光りする年期が入ったイノシシのスカルを使っています。猿とはまた違った形でカッコイイです。 額につけたイノシシの牙の角も決まっています。小ぶりでバランスもとれて、作者のセンスの良さがうかがえます。角はナガ族にとって特別な存在である「ミタン牛( Mithun )を表しています。 ビーズを通した紐の部分は、作り直されていると思います。紐は擦れて弱くなるので、これは仕方がないです。元はオレンジ系のガラスビーズだったと思いますが、骨のビーズになっている。歯や首の後ろにくる骨のパーツは、そのまま使用。 それでもこの状態になってから使い込んでいるので、違和感なくまとまっています。 ミャンマー側のナガ族です。 トップの高さは約130mm。幅が約73mm。厚みは約60mm。 紐の長さは約86cm。 重さは194g
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ナガ族。超えてるボーンネックレス 0102-VG96
¥60,000
動物の脚の関節の形を生かしたシンプルなネックレスです。「ミタン牛( Mithun )」と言っていたような気がします。 長い骨の部分を尖らせて、嘴のようにしてあります。ナガ族にとって特別な鳥「サイチョウ」を模している、と思われます。 もし「ミタン牛( Mithun )」の骨から「サイチョウ」を作っているとしたら、それはナガ族にとっては特別なシンボルとなります。他にもこの形のトップのネックレスを見かけているので、恐らく間違いないだろうな、と確信しています。 この作品は、上がり眼の真鍮板を埋め込み、超然とした雰囲気を出すのに成功していて「サイチョウ」の特別感が伝わってきます。 高さは約180mm。幅が約110mm。厚みが約55mm 重さは125g
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ナガ族。特大スカルネックレス 0101-TG89
¥130,000
ナガ族がきっかけだったわけではないのですが、スカルやら牙、爪などには弱いです。 これも強烈なインパクトがあります。大きな牛の角の上に、黒く煤けた猿の頭蓋骨がのっている。頭の周りには赤と黒に染められた山羊の毛が逆立って添えられて、とてもおしゃれに決まっています。 先ほど牛と書きましたが、「ミタン牛(Mithun)」と呼ばれる牛の仲間の動物の角であるかも知れません。普通の牛は草を食べますが、ミタン牛は木の葉などを食べるので、ジャングルにいるそうです。家畜として飼われていたり、祭りでは生贄として捧げられています。タイガー、サイチョウと並んでナガ族にとっては、特別な動物になります。 ナガ族の帽子の角やネックレスのスカルに付けられた角は、「ミタン牛」を表しているようです。 籐でシッカリ固定されています。 高さは約195mm。幅が約370mm。厚みが約80mm。 重さは590g
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ナガ族。家宝の特大子安貝つきネックレス 0101-HA27
¥160,000
使われている子安貝と凝った作りから、これを付けていた人のステータスを察することができます。 経年変化で煤けた色合いになった猿の頭蓋骨が、角を付けられ中心に据えてあります。背後に牛の角を合わせたパーツを置いて、バランスよく逆三角形に仕上げている。赤く染めた山羊の毛が、左右の角に埋め込められてカッコイイ。 紐の部分には、大きさが40mmほどある特大の子安貝が二枚ずつ重ね合わせて、徐々に大きさを変えて、紐を覆った作りにしてあります。子安貝は、かつて貨幣として利用されていて、これほどの大きさの貝は珍しく、極めて貴重な品であったと思われます。
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ナガ族ならではのスカルヘッドのネックレス 0101CYT
¥100,000
実物の猿の頭蓋骨に、イノシシの牙を角に見立てた、ナガ族ならではのスカルヘッドのネックレスです。 頭頂から鼻かけて付けられたタカラ貝が、モノトーンな色調でおしゃれに仕上げていて、作り手のセンスが光ります。トップのてっぺんの赤く染めた山羊の毛が、アクセントになって効いています。カッコイイ。 この「毛」を使う技法は、ナガ族の作品によく見られ、狩猟採集民のトライバルアートって感じにしています。 トップから紐にかけては、バランスの取れた関節部の骨に、渋いプンテックビーズでまとめています、憎い色使いです。 恐らく1900年代中期以降でしょうか、それでもナガ族の伝統的なセンスと技を持った人物の作品だと思います。 トップの縦の長さは約130mm。幅は約145mm。厚みは約85mm。 紐の長さは約50cm 重さは168g
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赤毛が決まったナガ族のボーンネックレス 0102-OG233
¥70,000
猿か山羊か、その辺りの事はよく分かりませんが、恐らくそれらの骨盤辺りの部位を使ってあるのだろうと思います。逆さにして何か想像上の顔、頭部に見立ててある。カッコイイ、と一目惚れです。 シンプルな形とトロトロ状態の色合いが、パワーと風格を感じさせます。やはり、ナガ族の特徴である赤く染めた山羊の毛が、決まっている。この毛は新しいものに交換している、と思います。 紐は、植物の蔓です。 ナガランドの北に住むコニャック族の作品です。 トップの長さは約120mm。幅が約100mm。厚みが50mm。 紐の長さは約62cm。 重さは120g
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ナガ族のアンティック。家宝のバングル 0108-KA92
¥250,000
やはり古い物の良さは経年変化の味わいだと思います。 ナガ族にいつ頃金属が伝わったのか分かりませんが、大変貴重な物であったことは、疑いありません。西部美術館が発行した「ナガの民族芸術」では(少なくとも18世紀後半より以前にはなかったように思われる)とありました。 少数民族エリアの雲南地方では道路が建設された1954年以前では、針一本が鶏一羽と交換されていたそうです。ナガ族がいるインド北東部からミャンマー北西山間部も似たような状況だったと思います。 同心円みたいな渦巻模様(メタル物のアクセサリーによく見られるデザイン)に突起をつけたパーツが縦に四列、センターと両サイドに据えられたシンプルな作りです。 この手のレベルの物と出会えるのは、今では奇跡みたいなものです。懲りずに長距離バスで通った甲斐があった、という品です。 長さは約92mm。幅が約90mm。 重さは272g
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ナガ族。角のオブジェ 0106-PG15
¥23,000
山羊の角から顔が覗いている不思議なオブジェ。 ペンダントヘッドかカゴの飾りなのか分かりませんが、発想が楽しいです。アニミズム(精霊信仰)が意識の底流にあるためか、などと考えてしまいます。 粘土のようなもので角を塞いで顔を作っているのですが、不機嫌そうに目尻を上げている表情がいいです。頭からはナガ族ならではの山羊の毛がたなびいていて決まっています。 毛を除いた長さは約135mm。幅は約60mm。 重さは84g。
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ナガ族。ズッシリ重い腕輪 0108-LG43
¥120,000
ナガ族の資料では、バイブル的な存在の Julian Jacobs 著「The Nagas 」に載っている腕輪です。 ユニークな形で印象に残りますが、カラーで17点の腕輪が一緒に撮られているので、デリケートな仕上げが見落とされてしまうようで、ちょっと残念です。 形がとにかく際立っている上に、ラッパ状の先端にかけて点描で繊細な模様が描かれています。また両端以外の輪の外側には、目立たない程度に菱形模様で面取りしてある。このさり気なく凝っている作りがとてもいいです。前述の写真集でも、よく見るとそれらが分かります。 ズシリと重いです。森田勇造さんの本に、これを付けている女性の写真がありました。肘の上に留めてあります。 端のラッパの径は約31mm。輪の外径が約102mm。 内径は約78mm。 重さは470g
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ナガ族 シェル耳飾り 0113-GA50-1
¥25,000
ウィキペディアでは「ナガ」とは彼らがする耳飾りのこと、とありますが、別の説では「耳飾りをする人々」とか「山地の住民」、または単に「人々」からきている、と述べている人もいるようです。 「アイヌ」も彼らの言葉では「人間」を意味するように、世界中の先住民と呼ばれる人たちは、自分たちのことを「人間(人々)」と称していることが多いそうです。多種多様な動植物の中での自分たち「人間」という位置付け、捉え方がうかがえる気がします。 カットしたホラ貝に、見まがうことのない人間の図柄。シンプルな点描が素晴らしいです。 高さは約70mm。幅が約64mm。 重さは50g
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ナガ族。トライバルアートのヘアピン 0109-OG57
¥45,000
骨を薄く板状に削り、表面に細かい描線で、如何にもトライバル的な模様が描かれたヘアピンです。やったことはありませんが、骨をここまで薄く削るには大変な労力が必要であるように思います。 ナガ族などの先住民と呼ばれる人たちは、狩猟採集と農作業の中で、ちょっと閑があったら、このような自分の飾り物を作ることに精を出す、というライフスタイルでやっていた、と想像されます。「美」に対する思い入れが強いように思います。 人の図柄の反対側に穴が開けてありますが、恐らく毛の飾り房があったと思います。 初めてこのヘアピンを見た時、やはり一目惚れでしたが、既視感がありました。 アイヌの「ヒゲベラ」とか「イクパスィ」と呼ばれている祭具に似ているように思います。 長さは約213mm。幅は約33mm。 重さは32g
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ナガ族。貝の耳飾り 0113-KA73-2
¥25,000
ナガ族が住むインド北東部からミャンマー北西部の内陸山地で、珍重されたホラ貝をカットして作った耳飾りです。 首を狩って噴き出す血のイメージなのでしょうか?この先端が丸くなった「 V 」の字の模様は、ナガ族にとっては大変重要な意味があるようで、男性の胸に大きく入れ墨にして描かれてもいます。 首狩りをすることが、ナガ族である証であったことを思うと、首狩りのイメージを表しているかもしれないこの図柄を、アクセサリーや入れ墨に描かれるのは極めて自然、ということになります。 高さは約75mm。幅が約60mm。 重さは38g
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ナガ族。ビーズの腕飾り 0108-LG44
¥55,000
竹を筒状に編んで土台にしてあります。付けている時や着脱の際に腕を保護し、型崩れを防ぐために布で厚く縁取りしている。 編んだ竹の表面に薄い布で覆ってから、2mm程の白いビーズが縫い付けてあります。上下の二列の赤ビーズが決まっている。 大きなビーズもいいですが、このような小さいビーズをビッチリ使う方が、ビーズアクセサリーの本領って感じがします。不揃いな一粒一粒のビーズが煤けた色合いになって、とてもいい雰囲気を醸し出しています。 何ヵ所か白いビーズの紐が切れて、黒い紐で結び直してあります。 長さは約155mm。内径の大きいところで約77mm。 重さは約162g
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ナガ族のセンスが光るイノシシの顎のネックレス 0101-BA85
¥90,000
イノシシの下顎を使っています。顎全体を燻すなどして黒く仕上げて、作者の拘りが感じられます。 よく観察すると、トップの顎は、やはり頭を想定していて、最初からある自然な穴を眼に見立て、刃物で眉毛を入れ、派手な縁取りに羽飾りのついた帽子を被っているように彫られている。 かつて、首狩りは日常生活の一部になっていたそうで、彼らの創作の主要なモチーフになっています。狩った首をペンダントに表して、一人前の戦士である証としてネックレスにしていました。 トップから紐の間に入れられた、長い骨のパーツも素晴らしいです。骨に模様を入れ、両端と真ん中あたりの細い紐を巻いた仕上げが、パーツに締まりを与えて、品位まで感じられます。 右の奥歯に少し緩みがあります。 ミャンマー側のナガ族の作品です。 トップの縦の長さは約120mm。幅は約75mm。厚みは約73mm。 重さは160g
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数珠玉を使ったナガ族の人面トップのネックレス 0105-KA108
¥60,000
人の頭を表したトップのネックレスは、ナガ族の首飾りの基本形のひとつです。かつては、首狩りをした証であるこのようなネックレスを付けられない男は、村では肩身が狭かったようです。 そんな云われの人面トップのネックレスですが、この作品は、昔はそんな時代もありました、という世代のナガ族によるものだろう、と推察します。昔の木の人面トップは、作りが武骨というか、大雑把で大胆なような気がします。他の木彫りの作品も似たような印象です。 とは言え、このネックレスの完成度の高さは、熟練された技を感じます。トップの人面の仕上がりも見事だし、数珠玉の三連に骨を削った牙と菩提樹を交互にアクセントに入れ、おしゃれなナガ族のネックレスに仕上げています。 一ヶ所、数珠玉の三連の一本が切れて、二本になっているところがあります。 トップの縦の長さは約150mm。幅が約90mm。厚みが約55mm。 ビーズの長さは約60cm 重さは280g
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ナガ族の強烈な歯の足飾り 0108-OG159
¥40,000
歯の一本たりとも無駄にしないエコ生活のナガ族。 この歯は、ナガ族の他のアクセサリーにもよく使われています。猿か豚か或いは犬なのか、大量にあるので、よく食べる身近な動物だろう、と思います。食物禁忌はないそうで、米を主食に食べれるものなら何でも、と徹底しています。 ナガ族の装飾品に、スカルやら骨の素材が多く使われている理由のひとつが、パックされた肉を売っていることはなく、身近なところで動物を殺して解体し肉を得る、という生活だったので、スカルや骨なども普段の暮らしの中で、当たり前にあったからだと思います。 それなりに重くなるので、厚手の丈夫な生地に、歯に一本ずつ穴を開けて縫い付けてあります。足首に巻く紐が切れ、歯も何ヵ所か取れています。 普段では使わない脚絆、足飾りでしょうが、正装した踊りでは、足の動きに合わせてジャッ、ジャッとリズムを刻んだことでしょう。 縦の長さは約98mm。幅は約330mm。 重さは618g
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ナガ族の熊の毛がついた顔つきヘアピン 0109-SG114
¥40,000
毛の房がついた側に、キノコのようにヒョッコリ突き出た箇所があります。よく見ると、顔が彫られている。映画「もののけ姫」の「こだま」みたい。 狩った首を表すためのネックレスをするナガ族のことだから、自分の頭につけるヘアピンのこの顔には、かわいいアクセントだけではない、彼らのアニミズム(精霊信仰)の想いを表しているかもしれません。 手のひらの大きさとか、顔がついた出っ張りを考えると、倍くらいの太さの骨から、削り出していることが分かります。 とろとろ状態の風合いに緩いカーブを持った骨とシャープな熊の毛の組み合わせ。同系色で一見地味なようで、突起した顔がイキに決まっています。 全体の長さは約370mm。骨の部分の長さは約220mm。 手ひらの幅が約40mm 重さは50g
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ナガ族ひょうたんピアス 0113-UG72
¥25,000
初めて見た時は、用途が分かりませんでした。ビーズを埋め込むなど凝った装飾がしてあるから、腰飾り?バッグにでも付ける?でもどうやって? 尋ねてみると、ピアス、耳飾りでした。 書名は忘れましたが「ナガ」とは、ミャンマーのある地方の言葉で「耳飾りをする人たち」を意味していて、当時のイギリスがその辺りに住む人たちを便宜上「ナガ」と呼ぶようになった、とあったのを覚えています。 ウィキペディアを見ると「ナガとは、この部族がつける耳飾りのこと」とあり、そのままズバリです。 つまり、それほどナガ族の耳飾りは、彼らが住むインド北東部からミャンマー、タイ北部までの少数民族地帯と呼べるエリアの中で、命名されるほどに際立っていたのでしょう。 ミャンマー側のナガ族のピアスです。 真ん中に並んだ白い四角のパーツは骨で出来ています。 直径は105mm。長さは130mm。 重さは64g
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ナガ族の角付きスカルヘッドのネックレス 0101-MG94
¥85,000
トロトロ状態の猿のスカルヘッドに牛の角がついたネックレスです。 ほとんどのナガ族は、土間に囲炉裏があって(高床式の家にもあった)ちょっと裕福だと暖炉の生活なので、壁や柱に掛けられたネックレスなどは燻されてトロトロ状態になります。額に作り直されて出来た濃淡の帯があり、ちょっと残念。 角には、虫食いの小さな穴が何ヵ所かありますが、劣化して脆くなっているようなことはなく、スカルとの接合部もシッカリ固定されています。 トップから紐にかけての太いパイプ状のパーツは、古い骨なのでしょうか?丸と線のシンプルな太い彫りの模様が、経年劣化の風合いと相まってイイ味を出しています。スペーサーにナガ族には珍しいアルミのパーツが、さり気なく使われています。 ミャンマー側のナガ族の作品です。 トップの縦の長さは約120mm。幅は約190mm。厚みは約60mm。 紐の長さは約64cm 重さは146g
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ナガ族の赤毛の房つきヘアピン 0109-SG112
¥30,000
房が付いた関節部の太さと長さから、かなり太い骨から削り出しています。 長さを生かした緩いカーブの一端は、手のひら。何故「手」なのか?やはり「手」にする理由があったのでしょうが、分からないです。 もう一端は、関節の形を残して、そこに赤く染めた山羊の毛の房が付いています。多くの先住民と呼ばれる人たちにとって、血を連想させる「赤」は特別な色です。ナガ族の装飾品にも多く見かけます。 骨の片面には、斜線を重ねた単純な模様が彫られています。無地だとつまらないし、といった程度で入れられたような模様ですが、分かりません。 やはり、長さを持った緩いカーブの本体と柔らかな赤い房が、決め手だと思います。 ヘアピンの骨の長さは約305mm。手の幅が約25mm。 重さは42g
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ナガ族のカッコイイピアス 0113-QG30
¥25,000
カモシカの仲間の角だと思います。中は空洞で、切り口を粘土状な物で塞いで、そこにカラフルなビーズが埋め込んであります。 先端が正面に突き出るように、耳に差して使っていました。落下防止とおしゃれを兼ねて、子安貝が耳の後ろにくるように付けられています。 インド側のコニャック族の祭りでは、よくこのピアスを付けた人を見かけました。深い皴が刻まれた年寄りが付けているとカッコ良かったです。主に男性用だと思いますが、若い世代の男性たちはピアスをつけることが減っているのか、ほとんど印象に残っていません。 長さは約135mm。付け根の径は約32mm 重さは44g