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ゑみし洞は、アジアの少数民族であるナガ族の装身具を中心に、インド、ネパール、ミャンマーなどの旅で出会った工芸品を紹介、販売するお店です。

ナガ族とは、インド側に200万人、ミャンマー側に100万人程いると言われているモンゴロイド系の先住民です。地理的などの条件から近代まで西洋文明と交わることなく、首狩り族として近隣に恐れられていました。ガイドブックには、首狩りの最後の報告が1963年とあります。

ヒンズー、イスラム、仏教などの影響も受けず、列強イギリスの植民地にもされず、かつては世界中の先住民がそうであったアニミズム(精霊信仰)の部族社会を100年から150年位前までやっていた人たちです。
アニミズムとは、あらゆる場所や動植物、自然現象には意識と感情がある、という信念だそうですが、とても素晴らしいように思えます。
19世紀になって、アメリカのバプティスト教団が布教活動で入って行くようになり、現在は熱心なキリスト教徒に改宗していて、僕としてはちょっと複雑な心境です。

2004年にバンコクのウィークエンドマーケットで、初めてナガ族のネックレスに出会い、一目惚れしてしまいました。その頃は、アクセサリーの街売りで家族を養っていたので、安くはなかったナガ族の品を買い求めるには、少々気合が必要でした。

ナガ族に限らず世界中の先住民と呼ばれている人たちは、とてもおしゃれであるように思います。特にナガ族は、女性も素敵ですが、男がかっこいいです。また一口にナガ族と呼ばれていますが、およそ32部族からなり、それぞれデザインが異なり、恐らく同じ部族でも村によっても違っているようで、多様です。

改めて書くまでもないですが、もうそれらを手に入れることは、非常に難しい状況になっています。日本の縄文人(ゑみし)もかくや、と思わせるナガ族の品々です。いかがでしょうか?
また、ナガ族以外にも味のあるアクセサリーや置物、工芸品も販売しています。


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