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ナガ族のアンティック。家宝のバングル 0108-KA92
¥250,000
やはり古い物の良さは経年変化の味わいだと思います。 ナガ族にいつ頃金属が伝わったのか分かりませんが、大変貴重な物であったことは、疑いありません。西部美術館が発行した「ナガの民族芸術」では(少なくとも18世紀後半より以前にはなかったように思われる)とありました。 少数民族エリアの雲南地方では道路が建設された1954年以前では、針一本が鶏一羽と交換されていたそうです。ナガ族がいるインド北東部からミャンマー北西山間部も似たような状況だったと思います。 同心円みたいな渦巻模様(メタル物のアクセサリーによく見られるデザイン)に突起をつけたパーツが縦に四列、センターと両サイドに据えられたシンプルな作りです。 この手のレベルの物と出会えるのは、今では奇跡みたいなものです。懲りずに長距離バスで通った甲斐があった、という品です。 長さは約92mm。幅が約90mm。 重さは272g
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ナガ族。ズッシリ重い腕輪 0108-LG43
¥120,000
ナガ族の資料では、バイブル的な存在の Julian Jacobs 著「The Nagas 」に載っている腕輪です。 ユニークな形で印象に残りますが、カラーで17点の腕輪が一緒に撮られているので、デリケートな仕上げが見落とされてしまうようで、ちょっと残念です。 形がとにかく際立っている上に、ラッパ状の先端にかけて点描で繊細な模様が描かれています。また両端以外の輪の外側には、目立たない程度に菱形模様で面取りしてある。このさり気なく凝っている作りがとてもいいです。前述の写真集でも、よく見るとそれらが分かります。 ズシリと重いです。森田勇造さんの本に、これを付けている女性の写真がありました。肘の上に留めてあります。 端のラッパの径は約31mm。輪の外径が約102mm。 内径は約78mm。 重さは470g
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ナガ族。ビーズの腕飾り 0108-LG44
¥55,000
竹を筒状に編んで土台にしてあります。付けている時や着脱の際に腕を保護し、型崩れを防ぐために布で厚く縁取りしている。 編んだ竹の表面に薄い布で覆ってから、2mm程の白いビーズが縫い付けてあります。上下の二列の赤ビーズが決まっている。 大きなビーズもいいですが、このような小さいビーズをビッチリ使う方が、ビーズアクセサリーの本領って感じがします。不揃いな一粒一粒のビーズが煤けた色合いになって、とてもいい雰囲気を醸し出しています。 何ヵ所か白いビーズの紐が切れて、黒い紐で結び直してあります。 長さは約155mm。内径の大きいところで約77mm。 重さは約162g
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ナガ族の強烈な歯の足飾り 0108-OG159
¥40,000
歯の一本たりとも無駄にしないエコ生活のナガ族。 この歯は、ナガ族の他のアクセサリーにもよく使われています。猿か豚か或いは犬なのか、大量にあるので、よく食べる身近な動物だろう、と思います。食物禁忌はないそうで、米を主食に食べれるものなら何でも、と徹底しています。 ナガ族の装飾品に、スカルやら骨の素材が多く使われている理由のひとつが、パックされた肉を売っていることはなく、身近なところで動物を殺して解体し肉を得る、という生活だったので、スカルや骨なども普段の暮らしの中で、当たり前にあったからだと思います。 それなりに重くなるので、厚手の丈夫な生地に、歯に一本ずつ穴を開けて縫い付けてあります。足首に巻く紐が切れ、歯も何ヵ所か取れています。 普段では使わない脚絆、足飾りでしょうが、正装した踊りでは、足の動きに合わせてジャッ、ジャッとリズムを刻んだことでしょう。 縦の長さは約98mm。幅は約330mm。 重さは618g
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ナガ族。子安貝の腕輪 0108-RG27
¥50,000
竹や籐を編んだ物とかその上に子安貝を付けるタイプは、よくあるようですが、これは真鍮を台にしています。 当然このようなメタルを使って作る腕輪は、当時としては高価な品となります。近代化された工場での大量生産に慣れているので、真鍮などは安価な印象を受けてしまいますが、気合を入れて注文した一品であろうと思います。 竹、籐、毛革などの素材でなら本人が作ったのでしょうが、金属類の加工は多分、専門の職人がいたようです。 子安貝の自然な形を生かしたデザインにしてあります。粒を揃えて、シッカリ固定されるように貝の裏の丸みを削って、糸で真鍮の台に縫い付けている。貝に引っかからないように、真鍮の端を貝の厚み分だけ折っています。 男性の上腕にピシリと決める、使いかた。 幅は約40mm。内径は約93mm。 重さは168g
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ナガ族。伝来の腕輪 0108-PG119
¥70,000
美術館が発西部行した「ナガの民族芸術」では、鍛冶の技術は18世紀後半より以前にはなかったと思われる、とあります。 今では近代化した工場での大量生産の製品が安価に出回っているので、真鍮製品が家宝として扱われるのには実感しにくいところです。 ナガ族のアクセサリーの装飾でよく見られる渦巻模様を三段重ねられたのが、中心と左右の端に配置。それを挟むように帯に〇を重ねた模様が配されています。単純な図柄ですがそれぞれサイズが異なるし、歪んでいたり、端の帯の幅も違っていたり、と手作り感が溢れています。 高さは約60mm。内径は約62mm。 重さは170g
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ナガ族。伝来の腕輪 0108-UG8
¥40,000
西部美術館が発行した「ナガの民族芸術」では、鍛冶の技術は18世紀後半より以前にはなかったと思われる、とあります。 今では近代化した工場での大量生産の製品が安価に出回っているので、真鍮製品が家宝として扱われるのには実感しにくいところです。 男性の二の腕に飾る腕輪です。腕輪の基本形とも呼べる円筒状。シンプルに凹凸をつけただけのデザインです。使い込まれた味わいが楽しめます。 高さは約53mm。内径は約73mm。 重さは94g。
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ナガ族。伝来のユニークな形の腕輪 0108-VG21
¥45,000
Julian Jacobs 著「 The Nagas 」に載っている腕輪です。 西部美術館が発行した「ナガの民族芸術」では、鍛冶の技術は18世紀後半より以前にはなかったと思われる、とあります。 今では近代化した工場での大量生産の製品が安価に出回っているので、真鍮製品が家宝として扱われるのには実感しにくいところです。 これも最初見た時は「?」でした。先の本で見たことあるようだったので購入したのですが、今回これを書くにあたって森田勇造さんの本を読み直して、この腕輪を付けている女性の写真を見つけました。 腕輪ではあり得ない両端の湾曲した出っ張りのデザイン。日常生活では邪魔なだけの腕輪に思えますが、彼らの美意識のオシャレなのでしょう。 口の狭まった箇所の外側に意味不明の菱形の模様が描かれています。 高さは約22mm。長さは約98mm。 重さは126g
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ナガ族。伝来の腕輪 0108-VG22
¥40,000
Juiian Jacobs著「 The Nagas 」に載っている腕輪です。 西部美術館が発行した「ナガの民族芸術」では、鍛冶の技術は18世紀後半より以前にはなかったと思われる、とあります。 今では近代化した工場での大量生産の製品が安価に出回っているので、真鍮製品が家宝として扱われるのには実感しにくいところです。 中心は真鍮の素材を生かしてノッペリした無地のスペースを多くとり、両端にキノコのような突起が三列、その端にナガ族のアクセサリーでよく見られる回転方向が異なる渦巻模様が描かれています。 日常生活では邪魔になるようなデザインのようですが、オシャレが優先のカッコ良さです。 高さは約43mm。内径は約55mm。 重さは162g。
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ナガ族。足飾り 0107-LHA12
¥25,000
ナガカラーとも呼べる橙から赤色はメノウの仲間であるカーネリアンからきているようです。 多連ビーズはこうありたいっていう見本のようなビーズワークです。 ちなみに23連です。 コニャック・ナガの作品だと思います。そんなに古いものではないようですが、最後の紐の処理を編み込んで留め具を作る伝統的な手法が美しいです。 ビーズの配色も基本のパターンに僅かな変化を加えて味わい深くしてあり、熟練したセンスがうかがえる一品です。 長さは約340mm。 重さは62g